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ドイツ在住ピアノ弾き 【ドイツ留学に至るまで②】語学

ドイツ在住ピアノ弾き 竹内奏 【ドイツ留学に至るまで②】語学

ドイツ留学にむけて

ドイツ語を勉強しよう!

ドイツへ留学したいけど、何から準備したらいいの?

こんにちは。ドイツ在住ピアノ弾き 奏です。前記事【留学に至るまで①】では、1.「語学」2.「資金」3.「コンタクト」4.「郷に入っては郷に従え」について綴りました。今回の記事では1.「語学」について綴っています。

「ドイツ留学に至るまで①」未読の方はこちらから是非どうぞ。

語学学習

海外旅行したことある方や海外に住んだことある方は共感して頂けると思うのですが、島国の日本から出国した瞬間、誰もが体験すること、そう、当たり前のことですが、日本語が通じません!留学したい国で生きていくいくためには、その国や文化について事前に勉強するのはもちろんのこと、事前に少しでも留学先での言語を勉強しておきましょう。最低限の日常会話をこなせるようにしておいたほうが、現地に到着してから色々とスムーズにいくことが多いです。ドイツでは英語も通じますので、まだ留学を決めかねている方は、とりあえず英語を勉強しておくことをお勧めします。とにかく、留学に語学力は必要不可欠です。

ドイツ語

ドイツ語は、ゲルマン語族に属する言語で、英語とルーツが同じですので、似たような単語が沢山あります。でも英語と異なる点は、『男性名詞』『女性名詞』『中性名詞』があることや、『ウムラウト(大文字Ä,Ö,Ü 小文字 ä,ö,ü)』など、英語にはないアルファベットがあります。文法の決まりや、日本語にはないウムラウトの発音、名詞の性を使い分けることは、初めは難しく慣れないかもしれませんが、徐々に慣れて自然と使えるようになってきますので、諦めずに日々勉強に励みましょう。何事にも言えることですが、向上心を維持することが大切です。

ドイツ語学習スタイル  その1 《日本で語学スクールに通う》

ドイツ語は独学でも勉強できる語学ですが、ある程度の日常会話や文法を勉強するのには、語学スクールに通いながらレベルを高めていくのもひとつの方法です。というのも、分からないことや疑問に思った点があれば、すぐその場で先生に質問できますし、仲間とともに勉強することによってモチベーションも維持しやすいと思います。

  • 前回の記事でも書きましたが、私の場合は音大の外国語選択授業でドイツ語履修し、プラスアルファで特別コースも履修しましたので入学してから卒業までドイツ語を勉強できる機会をもてました。そして卒業後は資金を貯めるためにカフェでバイトをしながら、ゲーテ・インスティテュート(Goethe-Institut)に通って勉強し続けました。Goethe Institut Japanは、東京、大阪・京都、ヴィラ鴨川(京都)があるのでお近くにお住いの方は検討なさってはいかがでしょうか。

ドイツ語学習スタイル その2 《現地で語学スクールに通う①》

もし可能ならば、音大入試前や入試後に、実際に現地(ドイツ)に滞在しながら語学勉強に励む方法もあります。例えば、前述したGoethe Institutは世界中に分校があるのですが、ドイツには、ベルリン、ボン、ブレーメン、デュッセルドルフ、フランクフルト、フライブルク、ゲッティンゲン、ハンブルク、マンハイム、ミュンヘン、シュヴェービッシュ・ハル校などがあります。現在は、A1からC1レベルを対象に、オンライングループコースもあるみたいですので、どこからでも参加できるようになっています。本当に便利な世の中になりましたね。

  • 私の場合は、6月のドイツ音大受験が終わってから7・8月の二ヶ月にわたって、フライブルクのGoethe Institutに通いました。フライブルクはとても綺麗な街でとても住みやすい街です。フライブルク校は、ミュンヘン、フランクフルトに次いで3つ目に大きな学校だそうです。何故私がフライブルク校を選んだかというと、まず第一に、学生寮を所有しているから。そしてピアニストには好条件で、ピアノやグランドピアノを設置している環境があったからです。在籍中には、その当時私と同じように語学留学していた音楽家や受験生による校内演奏会もありました。受験後とはいえ、練習環境が整っていたことと、校内演奏会で演奏するお話を頂いたので、毎日学生寮でクラスメートと楽しく生活をしながら、午前中はドイツ語コースでドイツ語を勉強し、夜はピアノの練習を欠かすことはありませんでした。

ドイツ語学習スタイル その2 《ドイツ現地で語学スクールに通う②》

ドイツに来てしまえば、滞在するなかで24時間ドイツ語を勉強できる環境が自然とできますので、一刻も早くドイツ語をマスターしたい方は、思い切ってドイツに来てしますのも一つの手です。勇気がいるかもしれませんが、意外となんとかなるものです。もちろん「郷に入っては郷に従え」は忘れずに!

Goethe Institutの他にも現地では沢山の語学学校や個人で運営なさるドイツ語コースがあります。例えば、Volkshochschule(VHS)などがその一つです。そのVHSでは、ドイツ語コース以外にも外国語や色々なコースが用意されているので、余裕のある方はそちらのも参加なさっても面白いかもしれません。

ドイツ語学習スタイル その3 《ホームステイ》

ホームステイしながら独学でドイツ語を学んだり、語学学校に通ったりするのも一つの方法です。ドイツ人家庭でドイツでの生活を味わいながら文化を学びつつ、ドイツ語を勉強できます。何かあったときにサポートして下さるかもしれません。

  • 私の場合は、ドイツ音大受験前に希望の先生とコンタクトをとるためと、希望の先生のレッスンを受けるために一週間限定でドイツへ滞在したことがありますが、その時にホームステイした経験があります。大学や日本のゲーテ・インスティテュートで勉強したとはいえ、文法はともかく、ドイツ語初級段階でそこまで喋れるわけでなく、私にとって初めての海外、初めてのドイツ滞在でしたので、今思えばホテルに滞在して一人で過ごすよりも、ホームステイして「ドイツ人の暮らすアパートで、ドイツ文化を体験しながら」のドイツ滞在を選んで良かったなと思います。

コスト等も含めた上で、自分にとって一番合う学習スタイルはなにか検討しよう!

次の記事では、ドイツ音楽留学に至るまでに大事なポイント、希望の先生との「コンタクト」について綴っていこうと思います。

ドイツ在住ピアニスト 竹内奏

Kana Takeuchi, Pianist


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〖ドイツ在住ピアノ弾き 竹内奏(かな)〗 ドイツ生活10年目。料理好き。旅行好き。日本で音大卒業後、ドイツの音大にて修士課程、ドイツ国家演奏家資格課程修了。ソロ・室内楽・伴奏ピアニストで活動する傍ら、ピアノ講師として後進の指導にもあたっています。オンラインピアノレッスンも提供しています。

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